カ テ ゴ リ

地球への預言 宇宙船地球号と63億の乗務員の未来は?


2004年10月に起こった新潟地方の地震や暮れに起こった東南アジアのスマトラ島沖地震は、大変大きな被害をもたらした。特に、スマトラ島沖の地震は未だ復興のメドさえ立っていない地域もあると聞く。 この先、宇宙船地球号と63億の乗務員達はどこに漂流していくのだろうか?地球規模で起こりつつある天変地異は一体人類に何を気づけと信号を送っているのであろうか。それとも単なる天変地異なのだろうか。人類はまさに重要な選択にせまられていることだけは確かである。


今、地球に起こっていること

改めて、今地球に起こっていることを考察してみる。


地球温暖化現象の恐怖

最近の調査で、地球温暖化は自然破壊だけでなく、人間を含め生物界全体に深刻な影響を与えていることが判明しつつある。 地球の温暖化が進むことによって、地球の平均気温を一定に保つバランスが崩れ次のようなことが起こっている。


一、気温の上昇
一、風・雨・雪などの気候の変化
一、氷河が解け、海面が上昇する
一、赤潮の発生
一、渇水・干ばつ
一、砂浜の消失
一、砂漠の拡大
一、洪水の多発
一、農作物の減収
一、動植物の絶滅
一、公害の加速 etc


このような、被害が多発し、しかも複合作用によって予想もつかない異常事態が発生する危険性を孕んでいる。 ここ数年の世界的な冷夏や酷暑、集中豪雨、モンスーンの多発をはじめ、狂牛病、コイヘルペス、SARS(サーズ)、鳥インフルエンザ等は何らかの形で地球温暖化と関係あるのではないかという専門家の指摘もある。 地球温暖化は、これ以外にも計り知れない異常事態を引き起こすことになり、人間を含め万物の健康や生命を脅かしかねない。


地震の恐怖

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六千人以上の被害をもたらした阪神淡路大震災から丸十年が経ったが、あの衝撃的な体験をされた人は、生涯あの恐ろしさを忘れることができないであろう。同じように昨年は、日本国内においては新潟地方の地震、又、スマトラ島沖の地震による津波の被害は世界中を恐怖に陥れた。


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地震は台風などと違って、いつやってくるか予測もできないだけに恐ろしいどころではない。一瞬にして、恐怖のどん底にたたき落とされるのである。地震は火山活動や断層の運動によって起こる地球の運動である。つまり、地球は生きているのである。しかしながら、ほとんどの人はそのことを知ってはいるものの備えは疎かにしている。


フォトン・ベルトの恐怖

フォトン・ベルト(PhotonBelt)とは宇宙空間を支配しているといわれている『光エネルギー』のことである。 紙面が限られているので詳しく述べられないが、フォトン・ベルトとは、日本では、昴の名で知られているプレアデス星団と、直角に交わるかたちで取り巻いている巨大なドーナツ状の光エネルギー帯のことである。


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このフォトン・ベルトの光のエネルギーがどれ程のパワーを持っているかは、現在の物理学では解明されていない。 このフォトン・ベルトに一万二千年の周期で地球が2012年12月22日には完全に包み込まれるということが予測されており、地球はもちろん動植物・人体に計り知れない影響がでるとのことである。


その他、地球の基礎周波といわれている「シューマン共振」(地球そのものが発する波動「地球の脳波」とも呼ばれている)は、ずっと7.8ヘルツ(人間の脳波ではα波状態)でしたが、1980年の終わり頃より上昇し、2010年には20ヘルツ(人間の脳波ではβ波状態)になるだろうと予測されている。


そうなると、人間の精神は乱れ、脳の状態もおかしくなり、肉体的にも病気の進行が早まると言われ、また遺伝子にも狂いが生じる心配があると言われている。 又、地球上の地磁気量が二千年前には40ガウスあったものが、現在は0.4ガウスにすぎず、近い将来地磁気が0になるとの予測があり、そうなると地軸が逆転したり、有毒な宇宙線の進入を防げなくなり、ますます天変地異が起こる心配がある。


霊性の復活が二十一世紀のキーワード

近代社会は欧米型唯物論科学中心で発展してきた。それは、目に見えるもの中心で、目に見えないものを軽視した土台の上で築かれたものであり宇宙の本質からはかけ離れたものである。それはまた、同時に人間中心の社会を創り出し、科学万能主義の旗印のもと今もって人間のエゴ丸出しの悲劇を繰り返している。現在、地球で起こっているいろいろな恐怖は、一見天災のように見えるが、人間がもたらした人災であり、自然界を征服したかのような傍若無人の暴挙によって、かけがえのない地球を滅亡の危機に追い込んでいる人類に対する宇宙天地自然からの警鐘であると受けとめるべきである。現在の危機的状況にある地球を救うためには、宇宙森羅万象の普遍性を知り、人間に本質的に内在している霊性の復活以外にないのである。霊性の復活といってもなかなか理解できにくいと思うが、一例として述べるならば、


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私が提唱している宇宙本位(コスミカリズム)の特色の一つでもあるが、この三つの秩序の調和からすべての枠組みを考えなければならないということである。この三つの秩序を調和させることこそ、宇宙船地球号と63億の乗船員が生き残る唯一の道であると提言したいのである。又、それこそが、これまでの人類が犯してきたカルマ(業)にたいする滅罪生善行であり、神仏的境地に到達する菩薩道であり、大宇宙大霊と揄 伽する霊性の復活となるのである。


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参考文献 『地球への予言』 岸田守著


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