そのまんま東氏(49才)が大差で当選
宮崎県の官製談合事件で安藤忠恕県知事の辞職に伴う出直し知事選は21日に即日開票され、無所属新人で元タレントの、そのまんま東(本名東国原英夫)氏が、対立候補、特に有力官僚候補に大差をつけて初当選しました。
宮崎県は、神話のふるさとであり、全国で名だたる保守王国であったのに、県民は行政・政治経験のない東国原氏に県政刷新を託し、事件で指摘された官民癒着や「しがらみ」からの決別を強く求められての当選でありました。
また、投票率も64・85%と、宮崎県知事選で28年ぶりに60%を越えたとのことで、それだけ県民の選挙意識が高まっていたことが伺えます。
マスコミ報道では、東国原氏の当選をかつての東京都知事選での故青島幸夫氏や大阪府知事選での横山ノック氏と並べ、愚衆政治の始まりとも揶揄されていますが、私は全く別の見方をしています。
終わりの始まり
今、広島市に住んでいるのですが、社会人となって 最初の勤務地が都城市で、その後、転勤して本社のある宮崎市に移住し、通算で18年間宮崎に縁があり、新知事も都城出身ということから、郷愁を感じております。
半藤一利氏が「日本人はなぜ、同じ失敗を繰り返すのか(光文社刊)」の中で、今の日本は『第二の終わりの始まり』が始まったと言われておりますが、私も同じ観がするのです。
というのも、この度の宮崎県知事選、そして、宮崎の清武町(1/12)日向市(1/23)から飛び火して、岡山県高梁市(1/27)、(1/30)に起こった鳥インフルエンザが、新生日本への神図りのような気がしてならないのであります。
その一つひとつの言霊の謎解きをこれからしてみることにします。
一、宮崎県の言霊
日本国天孫降臨神話のふるさと
二、東国原英夫(ひがしこくばるひでお)の言霊
東国原=東の国原(高天原)=大和(ヤマト)
英夫=英雄と同韻語=神武天皇
つまり、大和王権を作った神武天皇となる
三、出身地・都城市の言霊
天孫降臨の地、西諸県郡高原町の隣接の地であり、神武天皇が住まわれた都の城=聖地
四、一月十二日
清武町(きよたけちょう)にて、鳥インフルエンザ発生の言霊
清武=しんむ=じんむ、とも読め、神武天皇が東征への発心をした場
五、一月二十三日
日向市東郷町(とうごうちょう)に飛び火した言霊
神武天皇が、いよいよ東の郷(大和)へ向けて船出する。
(神武天皇は、日向から大和へ東征した歴史的事実がある)
六、一月二十七日
岡山の高梁(たかはし)市に飛び火の言霊
神武天皇東征に向けて、山頂から高い梁をわたる―つまり待ち受ける困難を乗り越える、また平沼赳夫先生の選挙 区は岡山県であり、平沼先生に使命が与えられていた言霊である
七、一月三十日再び
宮崎県の児湯郡新富町に飛び火の言霊
胎(児)が生まれたら産(湯)につけるように、大和王朝が誕生し、新しい富める国づくりが始まる
八、高病原性という言霊
高天原(大和)が病んでいる、つまり、日本の国が、今重要な岐路に立たされている
九、H5型という言霊・数霊
H=平成
5型=陰の始まりが2、陽の始まりが3、合体して5の総体となりまとまる
以上のことを、図式化して総合的にまとめてみると、次のようになります。
新生日本への神図り
平成十九年のこの年に、新しい日本の国づくりが始まる―という予言の出来事と言えます。(十九は憲法一条と九条につながる数霊)つまり日本国の象徴であり、新生日本国のための憲法改正論議が今、国会で行われています。
読者の皆様方の中には、屁理屈とかこじつけと思われる方もいらっしゃると思いますが、決して屁理屈でもこじつけでもないのです。 もし、そのようなお考えの方がおられたら、逆に私から質問をさせていただきたい。
なぜ、保守王国と言われてきた宮崎県から、東国原英夫なる意味深い言霊を持った知事が誕生し、清武、日向、岡山、新富と地域を越えて連続的に鳥インフルエンザ(同じウイルス)が発生したのか?
この間、他地域では一件も発生しておりません。餌が同じではないかと言われる方々もいますが、宮崎と岡山は離れており、発生地域以外の鶏舎で、同じ餌は使われていなかったのだろうか?
同じような餌は、全国的に出回っているはずですし、もし同じ餌であったとしても、なぜ、この三地域が連続して発生したのか。また、病名が実に高天原に似ているのも偶然とは思えず、仮に、偶然としても、あまりにも出来すぎではないか。偶然ならもっと恐ろしいことではないでしょうか。
必然の法則から生じた予言の出来事である
このようなことが、偶然の重なりだとすれば、裏をかえせば、必然ということであります。これは、まさに神図りとしかいいようがありません。実はこの度のことが、なぜ起こったのかということについて、私なりに予測していた内容を述べてみます。
実は今回の知事選の予兆が、昨年の9月17日の台風3号だったのです。宮崎県はこの台風で、竜巻もあわせて大きな被害がでました。また、全国的にも損害保険金支払いは歴代6位で、これは今の日本国を象徴しています。
その同じ月の26日、総裁選が行われ安倍晋三総理が誕生しました。昨年の暮、郵政民営化反対で離党になった議員十一名が平沼赳夫先生を除いて、自民党に全員復党しました。
私は、昨年5月に、平沼先生と対談をさせていただき、今の日本丸の舵取りを任せられるのは、先生しかいない。よって、憂国の同志を結集させて、新党を結成されることを暗にご提案申し上げましたが、残念ながら実現には至りませんでした。
少なくとも、あの時点で、良識ある国民は、平沼先生に期待をしていたのではないでしょうか。そして、十一名の復党が決まった直後、惜念のお手紙を差し上げました。その直後に、脳梗塞で病に倒れられたのです。実は、この時点で神図りが行われたのです。
平沼先生が混迷する政局をまとめ、鎮護国家のお役目を担うべきであったが、そのことが実現されなかったことによって、岐路に立たされている「日本の将来の一大事に目覚めよ」ということが、宮崎県知事選の神図りの真意だったのであります。
マグロ船転覆は再度警告
鳥インフルエンザがようやく終息に向かいつつある中、丁度一ヶ月後の2月12日に日向市漁協に所属する三人乗りマグロはえ縄漁船「幸吉丸」が、鹿児島県の種子島沖で貨物船「たかちほ」に追突され転覆し、船は「幸吉丸」の字が見える後半部が残り、遭難した三人は宮崎県串間市の都井岬沖を漂流しているところを奇跡的に救助されました。
その一つひとつの言霊・数霊の謎解きをしてみましょう。
一.マグロはえ縄漁船の言霊
マグロ=マクロとも読め、はえ縄=1本の釣り糸に多数の釣り針が付いているつまり、総合的ということ
二、三人の数霊
道は一を生じ、一は二を生じ、三は万物を生む――つまり、三は万物を生む「道」の出発点、つまり、新生日本の象徴
三、種子島沖で転覆の言霊
種を宿している島=日本人(種族)が住んでいる島が転覆、つまり、日本が滅びる
四、幸吉丸の言霊
幸吉=幸福・大吉=安泰
五、幸吉丸の後半の船体が残る言霊
既に半壊しているが、まだ見込みは半分残っている
六、鹿児島の貨物船 「たかちほ」との衝突の言霊
たかちほ=高千穂は天孫降臨
つまり、日本が危機的状況にあることの象徴
七、都井岬(宮崎県串間市)で発見された言霊
鹿児島県種子島から漂流して、また宮崎県都井岬に帰還
都井岬=遠い岬
帰還=漂流して宮崎に帰還
新生日本には、ほど遠いところ(岐路)にあるが、ぎりぎりのところ
八、奇跡的に助かった
漂流している3日間は、僅かな食料で睡眠もとれず、水をくみ出し続けていた。
そして奇跡的に生還 を した、つまり、何とかすれば新生日本が可能である
以上のことをまとめますと、「新生日本」が始まりましたが、総合的に判 断すると、既に日本国は半壊の状態にあり、滅亡しかかっているが、なんとかがんばれば起死回生する可能性がまだ残っているということになります。
しかし、後ろ半分が残っていたマグロ船は引き上げられず行方不明になりました。(2月21日 現在)。ということは、宮崎県知事選の神図りは、極めて厳しい預言である事を、象徴しているように思われます。
岐路に立っている日本の将来
今、地球も日本国も難問は山積しており、破滅か継承(創造)かの選択に迫られています。
特に日本を取り巻く環境は、周辺国家である北朝鮮、韓国、中国との関連から推察しても非常に厳しいと言わざるを得ません。
日本がアジアの主導的立場になれるか、中華文明の傘下に飲み込まれるかの岐路にあり、北朝鮮、韓国の関係においても、楽観は許されません。
国内的に見ても、憲法改正・教育基本法改正・外交・国防などなど難問は山積しており、この夏の参議院選は天下分け目の与野党の戦いとなります。
今年は、干支の意味からしても、何かが変わる年で「乙酉」「丙戌」「丁亥」の最後の年なのです。
つまり、乙酉ではじまった新しい動きが、丙戌に至って権力の交代(小泉政権から安倍政権に代わった)という形で次の時代を形成しはじめるが、それが果たしてよい結果を生み出すとは限りません。
丁亥の年となって制度や新政がはじまり、新興勢力が権力を手に入れます。しかし、大地震の起こりやすい年廻りで波乱も多く、政治的にも新しい動きが目立っています。
旧勢力が終息して、新勢力に交代するが、その波立ちが世間をざわめいたものにしていて、なんとなく落ち着かない世相が続くことになります。その意味においても、宮崎県知事選は、間違いなく、日本の将来を予言知らしめる神図りであったのです。
今年は何かが変わる――いや変えなければ日本国はやがて滅亡する―
誇れる国づくり魅力ある人づくりに八百万神(人)々の結集を熱望する
私が今提唱している、CMF地球運動のため『誇れる国づくり・魅力ある人づくり(339頁)』を近々出版します。ぜひとも、祖国愛、憂国の撰士が結集し、共に行動を起こすことを熱望するものであります。