カ テ ゴ リ

国づくり人づくり国民運動への結集


■破滅か継承(創造)か

地球誕生以来45億年の永い歴史の中で、海中で生命が誕生し、やがて人類へと進化し、素晴らしい文明を築いてきました。その地球が、今、破滅か継承(創造)かの選択に迫られていることを、誰が予測し得たでしょうか。人類はあまりにも増上慢で、かけがえのない地球を痛めつけてきたのです。今住んでいる地球は、未来からの預かりものであり、今生きている人類は未来に対して責任を負わなければならないにもかかわらず、かけがえのない安住の地を失おうとしています。果たしてそれで良いのでしょうか?


画像01

日本国内を見回してみても、国と地方を併せて一千兆円の借金をかかえ破産の危機にあり、欧米型資本主義に基づく大企業中心の大競争時代は、貧富の二極化する不平等格差社会から貧困社会へとエスカレートしつつあります。また、国民の生活に密接に繋がっている政治・経済・社会・家庭・仕事・精神・健康・文化や、それに加えて対外的な国防・外交・貿易・資源・金融など、全般的に問題が山積しており、一部分だけを建て直しても解決しないところに、深刻さがあります。


しかも、その悪しき現象はますます増える傾向にあり、昨年9月に発生した世界的な金融危機を象徴として、目に見えない予測不可能な恐怖や犯罪も、じわじわと私たちのほんの身近なところにまで迫っています。


また、日本丸の舵取りを任されている政治においても、ますます不透明になりつつあり、個々の政治家及び政党間の主導権争い・勢力争い・売名争い・利権争い・政治倫理の欠如・不正行為がくり返され、それがそのまま国民に反映し、政治不信や人心(支援者)対立・抗争・汚職・収賄・エゴ…等々、まさに亡国への大矛盾の政治体制になりかねない不安があります。


しかしながら戦後60年余りの平和が当たり前になって、大多数の日本人は、そのことに気がついていないのか? 気がついていても知らぬふりをしているのか?


また、「猫に鈴をつけよ」と警鐘を鳴らしている各界多士済々はいても、自ら行動を起こし、騎虎の勢いになっているものは、ほとんど見あたりません。今の危機的状況を放置すれば、日本という国名は残っても国体は消滅しかねません。


■日本の天命

しかし、宇宙が常に生滅流転をくり返しているように、現代という時代も、次なる新しい地球社会に向けて生滅流転をくり返しており、激変している現代の潮流を悲観的・批判的に捉えるのではなく、楽観的・創造的に新生日本への天命と捉えるべきであります。


その天命とは何か?


宇宙的地球時代の視座から日本文明・文化の根源性に立ち還り、祀祭政一致の国づくり人づくりの使命に目覚めることなのです。


■結集 国づくり人づくり

画像02

私は、戦後60年節目の2005年に、宇宙本位(コスミカリズム=日本文明)にもとづく9つの事業構想を掲げ、国づくり人づくり国民運動として具体的に行動し始めました。


日本という国は、いつの時代も外からの影響によって受動的に覚醒させられてきたのですが、混迷している地球環境の極みにある今こそ、諸外国の文明・文化に右顧左眄するのではなく、日本の文明・文化に根ざした『誇れる国づくり魅力ある人づくり』を、内外に向けて発進する時なのです。


今の窮状を日本国民としてもう放っておくわけにはいかないのです。国民を奮い立たせる運動を起こさなければなりません。その為には次の6つの確立が必要であります。


(1)理念・哲学・政策ビジョンにもとづく強力な中枢機構
(2)産・政・官・財・学・宗・法界など各分野の専門家機構
(3)グランドビジョン(基本計画)とアクションビジョン(実行計画)
(4)推進資金
(5)広報対策(特にマスコミ)
(6)国民総動員体制の確立


この運動を実現する為に、政治・科学・宗教・文化・健康・芸術・経済・教育・環境・・・等々、学者・コンサルタント・実務家をはじめ、それぞれの分野でご活躍されている方々の叡智を賜りたく、伏してお願いする次第であります。


どうか、今後とも志を同じくする仲間の皆様と大同団結を目指して精進して参りますので、一人でも多くの方にご賛同いただき、共に活動をしていただくことを願っております。


トップへ

Copyright c 2012 秀成ねっと All Rights Reserved