今回の選挙で見落とされている重大な視点
どの政党も目先の政局・政策論争に明け暮れていますが、次の重大な視点『日本伝統の祀祭政の国体像』が見落とされています。
日本はこれまで蒙古襲来・明治維新・第二次世界大戦と、3回の危機を乗り越えてきました。激変している世界情勢の中にあって、今、日本国がアジア圏の主導国になるか、中華圏の参加国になるかの重大な選択に迫られています。
また、先進国に共通して言えることですが、日本も自然を壊し、生命を脅かし、社会の規範や秩序が壊れています。
貧富の差も二極化し、一億総中流社会は昔物語になりました。経済・年金・医療・雇用・教育・家庭のあらゆる分野において、制御不能状態になりつつあります。
今こそ次の千年に向けての、根本的な国体像を構築するべき、第四の国難の時であります。
祀祭政一致の日本の礎を創った聖徳太子
日本で制定された世界最古の憲法。それが聖徳太子の十七条の憲法です。しかも、歴史的に廃止された形跡がないため、今だに効力があるとされています。
日本で最初に行政改革を断行
当時の日本は、古代社会からの制度も疲弊していたため、自然を祭る【神道(祭)】と、社会の規範や秩序を治める【儒教(政)】に、生命を祀る【仏教(祀)】を導入して、祀祭政の三位一体の国家体制を確立し、千年以上にも亘る、日本の礎を作ったのが聖徳太子です。
十七条の憲法は、自然と生命と社会の3つの秩序を調和させる三位一体の社会の創造でもあったのです。それが「和を持って尊しとなす」です。
現在の日本国憲法とは別ものですが、私たち日本人の中にその精神はまだ残っています。それは十七条の憲法が、日本の国体そのものだからです。
新生日本のための祀祭政への回帰と再生
子供は国の宝
お年寄りは国の誇り
若者は国の未来
樹木は土・根・幹・枝の一体で成り立っています。
同じように、新生日本のためには、土はどのように肥えさせるのか、根はどのように張るのか、幹はどのように頑強にするのか、枝はどのように茂らせるのか、という一貫した国体像を構築することが焦眉の急務です。
国づくり人づくり財団は、縄文時代より育んできた『宇宙森羅万象の普遍性であり多様性を融和させる力』である『ムスヒ文明・文化』に基づき、祀祭政の三位一体の回帰と再生を目指して、国づくり人づくりを推進しています。
この運動を国民運動として盛り上げていきたく、より多くの皆様のご参加をいただきますれば幸甚です。
国民がつくるNGOを目指す
◆目的
人類 ・万類の幸福の実現のため、平和と環境の創造をめざして、ムスヒ文明 ・文化に基づき誇れる国づくり魅力ある人づくりを推進する。
◆9つの事業構想
【国づくり構想】
(1)未来創造産業の推進と援助
(2)持続可能経済事業の推進と援助
(3)地球環境事業の推進と援助
(4)人間環境事業の推進と援助
(5)総合健康事業の推進と援助
(6)国際文化交流の推進と援助
【人づくり構想】
(7)総合人間教育学の普及と援助
(8)CMF家族学の普及と援助
(9)宇宙本位経営学の普及と援助
◆国民のための運動
国民のための運動で、一部の業界や利益関係を有する人たちに都合のいい運動ではない。
◆国民が主役で作る運動
神輿を作る人、担ぐ人、乗る人、踊る人、出店する人、見る人…国民みんなで盛りあげる運動です。
◆助け合う社会を作る
自然が助け合っているように、みんなが助け合うことが大切です。
お互いさまの心で、国民が安心して生きていける社会の実現をめざします。
◆日々是好日
今やらねば誰がやる。今やらねばいつやる。利他の心でできるところからスグ始める。
◆我を生むは父母、我を成すは朋友
善人の敵となるとも悪友を友するなかれ。その人を知らんと思えば友を見よ。
◆活動指針
宇宙は無限にして自在なり。なにごとも日々是好日、成せば成る。
感謝と奉仕の心で、「させてもらってありがとうございます」のおもてなし一番の心で活動する。