2018年が大きな分かれ目
下の図を見てください。
日本では干支で60年を一つの節目と見ますが、実は歴史も60年サイクルで巡っています。その中間点である30年前後にも節目があります。
2018年にはその節目を迎えるのですが、特にこれからの8年間は、日本にとって大変重要な期間になります。少し詳しく説明していきましょう。
1868年の明治維新から、60年後に世界大恐慌が起こりました。さらに60年後の1988年は、日本経済を奈落の底に落としたバブル崩壊、そして昭和天皇の御崩御。この中間点に、安保闘争が勃発しています。
バブル崩壊から60年後は2048年ですが、今のままではその中間点の2018年から、日本国崩壊へのカウントダウンが始まります。いいえ、日常茶飯事に起こる事件をみても、カウントダウンはもう始まっていると言えるでしょう。近年の出来事を少しあげてみましょう。
■2007年
・情報テレビ番組のデータ捏造問題
・不二家・ミートホープ・赤福などの食品偽装問題が多数発生
・時津風部屋での力士暴行死事件
・参議院で民主が大勝し与野党逆転
・安倍首相が突然辞任
・8月16日、岐阜県多治見市・埼玉県熊谷市で40・9度の最高気温を観測
・郵政民営化スタート
■2008年
・中国製毒入り餃子事件
・12年ぶり1ドル=百円を割り込む
・秋葉原無差別殺傷事件
・リーマン・ブラザーズが破綻 世界経済大混乱に突入 派遣切りが社会問題に
■2009年
・北朝鮮が太平洋上にミサイル発射
・新型インフルエンザ発生
・衆議院で民主党が政権交代
・JALが経営危機に陥る
・ドバイショックで日本がデフレに
■2010年
・日本の借金が800兆円余に
・口蹄疫問題で宮崎が非常事態宣言
・参院選で民主党が大敗し政局は大混乱。自民党も過半数割れ
・ギリシャ経済破綻
特に国の借金の問題は深刻であり、国際的な評価も下がる一方です。そして2018年に向けて、いろいろな研究や動きがあります、その一部を紹介しておきましょう。