瞬間的な「運」を連続的な「運命力」に向上させるためにしあわせとは何か?(その2)
生命エネルギーを最高に輝かそう!
しあわせとは「いのちが喜ぶ」時の状態なのです。そして、すべての物にはいのち(生命)が宿っています。このいのちを別な表現ですれば『エネルギー』と言えます。
ですから、私たちの肉体の生命エネルギーが燃え尽きた時が、「死」ということになります。この生命エネルギーを最高の状態に輝かそうとする力の作用を持つものが神であり仏さまなのです。
私たちが自分のいのちを最高に輝かしているなら、その時、神であり仏になっているのです。なぜなら私たちが神仏にお願いをする時にいだくイメージを考えてみればおわかりだと思います。自分の願いを成就したいと誰しも願い、神仏にお祈りをするのではないでしょうか。その時は自分の最高の状態のイメージではないでしょうか。
ですから、神仏は私たち自身の中にいらっしゃるのです。私たちのいのちは無限の生命エネルギーのふる里から生まれてきて、親から子、子から孫へと引き継がれていく連続性の中にあります。
それでは、どうすれば神仏に会えるのでしょうか。
右手で左の手を思い切りつまんでみてください。「痛い」と思わず声がでたと思います。おわかりでしょうか。仏さまとは「痛い」と叫んだその『いのち(生命)の働き』そのものであり、信仰とは、自分の生命の働きを最高の状態にしようと努力することなのです。
生命の働きとは何か?
では生命の働きとは、何でしょうか。抽象的で漠然としています。
私たちは、毎日毎日生命の働きを生活の為に使います。これでおわかりだと思います。生命の働きとは、私たちの『毎日の生活』ということです。
神仏とは私たちの毎日の生活とも言えるのです。そして、私たちの毎日の生活が最高の状態に輝いている時、神仏にかなった生活とか仏教的表現をするならば、「成仏」しているということなのです。
今、あなたの生命が最高の状態にあることを想像してみてください。それは幸福感に満ちた状態ではないでしょうか?
このような状態になった時、運の良い状態が続いていると捉えることができるでしょう。
とすれば、私たちの生命の働きである生活の中味を明確にすることが必要ではないでしょうか。
運命創造学の入門講座で、「あなたにとってしあわせとはどのような状態のことを言いますか」という質問に、多くの人は次のように答えます。
○家族が健康であること
○子供が健やかなこと
○仕事がうまくいっていること
○精神的に安定していること
○経済的にも安定していること・・・・
健康も仕事も精神性も経済面も、人生には必要なことです。しかし、これらは先ほどから申し上げているように、一部の要素でしかありません。
運命創造学では幸せを16の要素(間取り)にしています。この16の間取りは、切っても切り離せないもので、運命や人生そのものであり、運命力に関わる重要なものなのですが・・・・
あなたは、人生の間取りをいくつ持っていますか? せっかくですから数えてみてください。
(つづく)